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中国の腐敗 世界の製造業へ大きな損害

2011年11月22日

【新唐人2011年11月23日付ニュース】あるアメリカの調査機関は、アメリカの「海外腐敗行為防止法」に違反した腐敗行為をデータベース化。サイトの地図をクリックするだけですぐに関連情報が得られます。日本経済の中核産業といえば製造業ですが、このサイトによると、製造業に最も大きな損害を与えている国は、中国とロシアでした。

ウォールストリートジャーナルは11月18日、中国に存在する深刻な腐敗のリスクは、もう秘密でもなんでもないと報道。また、あるアメリカの調査機関は、アメリカの海外腐敗行為防止法に違反した事件をデータベース化。地図をクリックするだけで、関連情報が得られます。

腐敗に関する調査は、あらゆる産業に及んでいますが、全ての産業でランクインしたのは中国でした。

時事評論家 草庵居士さん:「中国(中共)の腐敗は誰もが認めます。監督の欠如 独立した司法の欠如など、この体制が原因です。ご存知のとおりです。中共は当事者であり、監督者であり、裁判官でもあり、三者が一体になっています。共産党は裁判所を指導し、検察を指導し、調査機関も指導します。共産党は司法の独立を手がけません。よって中国には監督も司法体制もありません」

ウォールストリートジャーナルの中国語サイトには、中国の腐敗の原因に関するアンケートが登場。回答者は1万600人あまり。第1位は「権利と制度の欠陥」で67%。第2位は、大衆の監督不足で14%でした。

時事評論家 草庵居士さん:「民衆の権利保護も足りません。つまり人権の欠如労働組合の結成も許されません。従業員が政府や雇用者に対抗するとき、政府や法律は彼ら弱者を守りません。だから中国の従業員の独立は明らかに抑圧されています。中国の人件費コストは全コストの10%未満、8%ほど中国の労働力は安すぎます」

中国の低価格競争によって、世界の製造業、特に人権や環境を重視する企業は、大きな損害を受けていると指摘。中国の独裁と腐敗は、世界にもマイナスの影響をもたらしていると結びました。

新唐人テレビがお伝えしました。

-【禁闻】外媒:中共腐败-制造业损失最大.html

 

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